このページでは、三角関数の基本的な計算問題を解説します。特に、sinとcosの角度に関連する問題について、具体的な計算方法を示し、各値を求める手順を説明します。
問題の整理
与えられた問題では、次の角度のsinおよびcosの値を求める必要があります。
- sin 195°
- sin (-15°)
- cos 165°
- cos 195°
これらの問題を順に解説していきます。
sin 195°の計算
まず、sin 195°を計算します。195°は、第3象限にある角度です。sinの値は、第3象限では負の値になります。195°は180° + 15°なので、sin 195°はsin(180° + 15°)となり、次の式で求められます。
sin(180° + 15°) = -sin(15°)
sin 15°の値は、約0.2588です。したがって、sin 195° = -0.2588となります。
sin (-15°)の計算
次に、sin (-15°)を計算します。負の角度のsinは、sin(-θ) = -sin(θ)の関係が成り立ちます。したがって、sin (-15°) = -sin(15°)です。sin 15°の値は先ほどと同じで、約0.2588です。よって、sin (-15°) = -0.2588となります。
cos 165°の計算
次は、cos 165°を計算します。165°は、第2象限にある角度で、cosの値は第2象限では負の値になります。165°は180° – 15°なので、cos 165°はcos(180° – 15°)となり、次の式で求められます。
cos(180° – 15°) = -cos(15°)
cos 15°の値は、約0.9659です。したがって、cos 165° = -0.9659となります。
cos 195°の計算
最後に、cos 195°を計算します。195°は第3象限にある角度で、cosの値は第3象限では負の値になります。195°は180° + 15°なので、cos 195°はcos(180° + 15°)となり、次の式で求められます。
cos(180° + 15°) = -cos(15°)
cos 15°の値は先ほどと同じく、約0.9659です。したがって、cos 195° = -0.9659となります。
まとめ
このように、与えられた角度のsinおよびcosの値を計算する方法について説明しました。最終的な結果は次の通りです。
- sin 195° = -0.2588
- sin (-15°) = -0.2588
- cos 165° = -0.9659
- cos 195° = -0.9659
これらの計算は、三角関数の基本的な性質を理解し、角度の位置に応じて符号を決定することが重要です。


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