スペイン語の過去分詞は、形容詞的な用法で使われることがありますが、その使い方には注意が必要です。特に、過去分詞がB動詞と一緒に使われるケースとそうでないケースがあり、混乱することもあるでしょう。この記事では、過去分詞が使われる文脈と、B動詞(estar)の使い方について詳しく説明します。
過去分詞の形容詞的用法
過去分詞が形容詞として使われるとき、物事が「完了している」状態を表すことがあります。例えば、「Tengo un reloj hecho en Alemania.(私はドイツで作られた時計を持っている)」では、「hecho」が過去分詞として「作られた」という意味を持ち、名詞「reloj(時計)」を修飾しています。この場合、B動詞は使用されません。
一方で、「Los bancos están cerrados.(銀行は閉まっている)」では、「cerrados」が過去分詞ですが、こちらはB動詞「estar」と共に使われています。これは、「銀行が現在閉まっている状態」であることを表すため、状態の変化を示すためにB動詞「estar」を使う必要があります。
過去分詞+B動詞(estar)の使い分け
過去分詞にB動詞「estar」が使われるのは、状態や位置、状態の変化を表す場合です。例えば、「Los bancos están cerrados.」のように、物理的に「閉まっている」状態を表す場合です。この場合、過去分詞は単に「完了した」という意味ではなく、現在の状態を示しています。
逆に、B動詞「ser」を使う場合は、物事の性質や恒常的な特徴を表します。例えば、「El reloj es hecho en Alemania.」では、時計が「ドイツ製である」ということを意味し、動作が完了しているわけではありません。
過去分詞の訳し方
過去分詞はそのまま「つくられた」や「閉められた」と訳すこともできますが、文脈によっては「現在の状態」や「進行形」の意味を持つことがあります。特に「estar」と共に使われる場合は、その状態が今も続いていることを強調するため、「閉まっている」や「作られた状態にある」といった訳し方が適切です。
まとめ
過去分詞を形容詞的に使う場合、B動詞(estar)が必要なケースとそうでないケースがあります。B動詞が使われるのは、状態や位置を示す場合であり、その際は現在の状態を強調することになります。過去分詞とB動詞の使い方を理解することで、スペイン語の文法がより明確に理解できるようになります。


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