ELB用アース線の太さの選定方法と注意点|分電盤での適切な選定基準

工学

ELB(漏電遮断器)は、漏電を防止するための重要な役割を果たします。分電盤で使用する場合、ELB用アース線の太さを適切に選定することが非常に重要です。この記事では、ELB用アースの太さの選定方法について詳しく解説し、選定基準や計算方法について説明します。

ELBのアース線の役割と重要性

ELB(漏電遮断器)は、漏電が発生した際に電流を遮断し、火災や感電事故を防ぐための重要な装置です。ELBが適切に機能するためには、アース線(接地線)の適切な太さと接地が不可欠です。

アース線は、電気が漏れた場合にその電流を安全に地面に流す役割を果たします。アース線の太さが不足していると、漏電時に適切に電流を地面に流すことができず、ELBの誤動作や遅延が発生する可能性があります。

アース線の太さ選定基準

ELB用のアース線の太さは、通常、主幹回路と分岐回路における電流の大きさや使用する漏電遮断器(ELB)の種類に基づいて決定されます。一般的に、ELB用アース線の太さは「AT×0.052」という計算式を用いて選定されます。

ここで、ATはELBが対応する電流値(アンペア)を示します。例えば、主幹のAT×0.052を用いた場合、主幹回路に適切なアース線を選定するための太さを求めることができます。

分岐回路の場合のアース線の選定

質問にあるように、分岐回路におけるELB用アース線の太さを決定する場合、主幹のAT×0.052を使用することができますが、分岐ELBのAT×0.052を用いることで、分岐回路に必要なアース線の太さを正確に選定することが可能です。

一般的に、主幹のアース線の太さと分岐回路のアース線の太さが異なる場合、分岐回路のアース線の太さは、分岐ELBに適した電流値を基に選定されます。これにより、分岐回路でも漏電遮断器が適切に機能するようにアース線が選ばれます。

アース線の太さを決定するための計算例

例えば、分岐回路においてELBの定格電流が5A、面積が0.1平方ミリメートルの場合、AT×0.052に基づいてアース線の太さを選定します。計算式は次のようになります。

5A × 0.052 = 0.26mm²

この結果、アース線の太さは0.26mm²となり、この太さが分岐回路のELBに必要なアース線の太さとなります。

まとめ:ELB用アース線の選定方法

ELB用アース線の太さは、ELBの定格電流に基づいて選定する必要があります。主幹回路ではAT×0.052を使用し、分岐回路でも同様にELBの定格電流を基に計算することで、適切なアース線を選ぶことができます。

正しいアース線の選定を行うことで、漏電遮断器が適切に機能し、安全な電気設備が維持されます。これらの計算方法を理解し、実際の電気工事や設備設計に役立ててください。

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