論理的推論を使った位置関係の問題:青果店、郵便局、生花店、レストランの配置

算数

この問題では、4軒の店(青果店、レストラン、生花店、郵便局)の位置関係を推論し、それに基づいて与えられた2つの推論(カとキ)が正しいか誤りかを判定することが求められています。与えられた条件をもとに、論理的にどのように店が並んでいるかを考え、正しい結論を導くための解法を解説します。

問題の整理

問題文に記載されている条件は以下の通りです。

  • 青果店は端にある
  • 郵便局は端ではない
  • 生花店は西の端ではない
  • 生花店とレストランは隣同士である

これらの条件を使って、4軒の店がどのように並ぶかを推論します。

条件から並び順を推測する

まず、青果店が端にあることから、青果店は西端または東端に位置します。また、郵便局は端ではないので、郵便局は青果店の隣ではなく、中央の2軒に位置します。

次に、生花店は西端にはないため、東端か中央のいずれかに位置することが分かります。また、生花店とレストランは隣同士であるため、生花店とレストランは中央に並ぶことになります。

配置の具体的な並び順

これらの条件を元に、4軒の店の並び順を決めると次のようになります。

  • 西端:青果店
  • 2番目:生花店
  • 3番目:レストラン
  • 東端:郵便局

この並び方がすべての条件を満たしています。

カとキの推論を検証する

次に、与えられた推論「カ」と「キ」の正誤を検証します。

カ) 青果店が西の端ならレストランは東の端である

もし青果店が西端にある場合、レストランは生花店と隣り合わせであり、中央の位置にいます。したがって、レストランは東端にはなりません。これは誤りです。

キ) 青果店が東の端ならレストランは西の端である

青果店が東端にある場合、生花店とレストランは隣り合って中央に並び、郵便局は東端にはなりません。したがって、レストランが西端に来ることはありません。これも誤りです。

結論

カもキも誤りであるため、最も適切な選択肢は「I カもキも誤り」となります。論理的推論と問題の条件をしっかりと検討することが重要です。

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