この問題では、二つの三角形⊿ABCと⊿DEFが相似であることが示されています。その中で「BA:BC=ED:EF」という比の関係が出てきますが、質問者は「BA:ED=BC:EF」としてもいいのか疑問を持っています。これを解説し、なぜ一方が成立するのかを説明します。
相似な三角形の比の関係
相似な三角形では、対応する辺の長さの比が等しいという特性があります。⊿ABC∽⊿DEFの場合、対応する辺の比は次のように表されます。
- BA:DE = BC:EF = AC:DF
このように、対応する辺の比はすべて等しいです。つまり、三角形が相似であれば、その辺の比は一致します。
BA:BC=ED:EFは正しい表現
質問者が最初に示した「BA:BC=ED:EF」という比の関係は正しい表現です。これは、三角形⊿ABCと⊿DEFが相似であるため、対応する辺BAとED、BCとEFの比が等しいことを示しています。
したがって、BA:BC=ED:EFという比の関係は成立します。
BA:ED=BC:EFは誤り
一方で、BA:ED=BC:EFという比の関係は成り立ちません。BAとED、BCとEFは対応する辺ではないため、この比を使うことは誤りです。
相似な三角形の比では、必ず対応する辺同士を比較する必要があり、BA:EDやBC:EFの比を等しいとするのは無理があります。
まとめ
⊿ABC∽⊿DEFにおいて、BA:BC=ED:EFという比の関係は正しいです。一方、BA:ED=BC:EFという比の関係は、対応する辺同士の比ではないため成立しません。相似な三角形で比を求める際は、必ず対応する辺同士の比を使うようにしましょう。


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