小学生向けの算数問題解説：水槽の水をくみ出す問題

この問題では、水槽に水を入れたり、くみ出したりする作業の計算について説明します。問題の内容を整理し、解く方法をステップバイステップで解説していきます。

1. 問題の整理

問題文には、水槽に水を入れ、さらにポンプを使って水をくみ出す状況が描かれています。最初に、水道のじゃ口から毎分10ℓの水が入ってきます。1台のポンプが水をくみ出すと、20分で水槽が空になります。また、2台のポンプが同時に動くと、何分で水槽が空になるのかを求めます。

1台のポンプが水をくみ出す場合、20分で水槽が空になるとあります。水槽に入っている水の量は300ℓであり、ポンプがくみ出す水の量は、20分で300ℓです。これを基に、ポンプの水のくみ出し量（1分あたり）を計算します。

次に、2台のポンプが同時に動く場合の水槽が空になる時間を求めます。1台のポンプが20分で水をくみ出すとき、2台であれば倍の速さで水をくみ出します。したがって、1台で20分かかるところ、2台であればその時間は半分になります。計算すると、2台のポンプでは10分で水槽が空になることがわかります。

この問題では、水を入れる速さと、ポンプの水をくみ出す速さが重要です。1台のポンプの動作時間を基に、2台のポンプが同時に動作するとどれだけ速く水槽が空になるかを求めました。問題の中で示された情報を整理し、速さの違いを反映させることがポイントでした。

水槽の水をくみ出す問題は、速さや時間を計算する問題です。1台と2台のポンプの違いを意識しながら、計算を進めていくと、問題が解けます。このような問題を解くときは、まず必要な情報を整理し、次にその情報を使って計算を進めましょう。