高1の数学で、東進の「数学の真髄」と「ぐんぐん」の教材のどちらを選ぶべきか悩んでいるあなたへ。ここでは、両教材の特徴やメリットを比較し、どちらが自分に合っているかを考えるためのポイントを解説します。
「数学の真髄」と「ぐんぐん」の違い
まず、両方の教材の特徴を簡単に説明します。「数学の真髄」は、数学の本質的な部分に焦点を当てており、基礎的な部分から深い理解を目指す内容です。問題解決の考え方や理論的なアプローチを学べますが、内容的には全範囲を網羅しているわけではなく、特に本質的な理解に重点を置いています。
「ぐんぐん」は、より多くの問題をこなすことを重視しており、網羅的な内容が特徴です。教科書の内容をすべて網羅して、幅広い問題を多く解くことで理解を深めていくアプローチです。
「数学の真髄」のメリットとデメリット
メリットは、数学の本質的な理解を深められる点です。問題の背後にある理論や考え方に焦点を当てるので、数学を深く学びたい人に向いています。また、問題に対してより論理的な解法を身につけられ、難易度が高い問題にも対応できる力がつきます。
デメリットとしては、内容が全範囲にわたるわけではないため、特定の単元においては網羅性が足りない可能性があります。特に「ぐんぐん」のように広範囲にわたる問題演習をこなしたい場合には物足りなく感じることもあるでしょう。
「ぐんぐん」のメリットとデメリット
メリットは、全単元を網羅している点と、幅広い問題を解くことで演習量を確保できる点です。教科書に沿った内容で、実際に受験に出題される範囲をしっかりとカバーしているため、基本的な問題を解く力をしっかりと養えます。
デメリットとしては、単元ごとの本質的な理解よりも問題量を重視しているため、表面的な知識や計算力の強化には良いかもしれませんが、深い理解を重視する場合には不十分に感じるかもしれません。
どちらを選ぶべきか
数学の「本質的な理解」を重視したいなら「数学の真髄」がオススメです。特に理論的なアプローチをしっかりと身につけたい方や、少し難しい問題に取り組みたい方に向いています。
一方で、しっかりとした問題演習をこなして、幅広い範囲に対応したいなら「ぐんぐん」が良いでしょう。全範囲を網羅しているので、基本的な問題から難しい問題まで、バランスよく学習できます。
まとめ
「数学の真髄」と「ぐんぐん」は、それぞれ異なるアプローチで学習を進める教材です。自分の学習スタイルや理解したい内容に応じて、どちらを選ぶかを決めると良いでしょう。自分に合った教材を使うことで、数学を効率的に学べます。


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