共通テストの英語リーディング・リスニングで8〜9割を目指すための学習法を解説します。英検を持っていない方や、私大や国公立2次対策をしない場合でも、効率的な方法で点数アップが可能です。以下のポイントを押さえて、学習を進めていきましょう。
1. リーディング対策:まずは基礎力を強化
リーディングでは、速読力と正確な理解力が求められます。まずは基礎的な文法力と語彙力を固めることが重要です。語彙集を活用し、毎日新しい単語を覚えましょう。特に、共通テストに頻出する単語やフレーズを重点的に覚えることが、リーディングのスピードを向上させます。
次に、文章を読む練習を積むことです。初めは時間を気にせず、内容をしっかり理解することを優先します。慣れてきたら、徐々に時間制限を設け、試験形式に近い形で練習しましょう。過去問を繰り返すことで、出題傾向を掴むことができます。
2. リスニング対策:実際の音声に触れ、耳を慣らす
リスニングのスコアを上げるためには、実際の音声を聞く機会を増やすことが最も効果的です。まずは、毎日少しずつ英語の音声を聞く習慣を作りましょう。YouTubeの英語学習チャンネルや、ポッドキャストなど、日常的にリスニングを行うことが重要です。
共通テストのリスニングでは、会話形式やモノローグ形式などが出題されます。実際に過去問や模試を使用して、試験形式に合わせた練習をしましょう。最初はスクリプトを見ながら聞き、その後、スクリプトを見ずに音声のみで理解できるように練習します。
3. 実践的な問題集を活用しよう
リーディング・リスニングの両方で、実際に試験形式の問題を解くことが最も効果的です。過去問や模擬試験を利用し、実際の試験に近い環境で練習を重ねましょう。問題を解いた後は、解答の理由や解説をしっかりと確認し、間違えた部分を徹底的に復習することが大切です。
特にリスニング問題は、同じ問題を何度も聞くことで、聞き取り能力が向上します。最初に答え合わせをしてから、もう一度音声を聞き直し、理解できなかった部分を確認していくと効果的です。
4. 時間配分と戦略を考える
試験本番では、時間内にすべての問題を解き終えることが求められます。リーディング問題は特に長文が多いため、時間配分が重要です。過去問や模試を通じて、自分の解答速度をチェックし、どの問題で時間をかけすぎているのか分析してみましょう。
リスニングでは、音声を再生する前に問題文を先に読んでおくことで、より効率よく解答できます。問題文を読んで、何が問われているかを先に把握しておくと、音声を聞きながら答えやすくなります。
まとめ
共通テストの英語リーディング・リスニングで高得点を取るためには、基礎力の向上、実践的な練習、そして効率的な時間配分が重要です。毎日の積み重ねが大きな差を生むため、コツコツと学習を続け、過去問や模擬試験で自信を持って本番に臨んでください。


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