速さの問題では、時速や距離、時間を上手に使って解くことが大切です。今回は、太郎君がA地点からB地点まで歩いている途中、列車とすれ違う問題を詳しく解説します。この問題では、列車の速さを求めることが求められています。
問題の概要と設定
太郎君はA地点からB地点まで、時速4kmで歩いています。また、B地点から列車が15分おきにやってきて、太郎君と列車は12分ごとにすれ違うという設定です。この問題では、列車の速さを求める必要があります。
速さの問題を解くための基本的なアプローチ
速さの問題は、「速さ × 時間 = 距離」という基本的な式を使って解きます。この式を使って、太郎君の移動距離や列車とのすれ違いの時間を計算します。
まず、太郎君の歩いた距離を求めるためには、彼の速さ(時速4km)と時間(12分)を使って、どれくらいの距離を歩いたかを計算します。
太郎君が歩いた距離
太郎君の速さは時速4kmです。12分間(= 12/60時間)歩いたので、歩いた距離は以下のように求められます。
距離 = 速さ × 時間 = 4 × (12/60) = 0.8km
したがって、太郎君は列車とすれ違うまでに0.8kmを歩いたことがわかります。
列車の速さを求める
次に、列車が太郎君と12分ですれ違うためには、列車の速さを求める必要があります。列車と太郎君は、12分間(= 12/60時間)で0.8kmを一緒に進みます。列車の速さをv km/hとすると、列車が進む距離は、速さ × 時間 = v × (12/60)となります。
この距離は、太郎君が歩いた距離と列車が進んだ距離の合計です。したがって、列車の速さvは以下のように求められます。
v × (12/60) + 0.8 = 0.8
v × (12/60) = 0.8 – 0.8 = 0
v = 4km/h
まとめと結論
この問題を解くために、まずは太郎君の歩いた距離を求め、次に列車が進む距離を計算することで列車の速さを求めることができました。最終的に、列車の速さは時速4kmであると求められました。


コメント