この問題では、角αとβについて与えられた条件をもとに、いくつかの三角関数を求める方法を解説します。特に、cosα、sin(α + β)、cos(α + β)を求める問題です。
問題の条件
まず、与えられた条件を整理します。
- sinα = 4/5 (角αは第一象限)
- cosβ = 5/13 (角βは第一象限)
ここから、cosα、sin(α + β)、cos(α + β)を求める必要があります。
1) cosαの求め方
まず、sinαが与えられているので、cosαを求めるために三角関数の基本的な恒等式を使用します。
恒等式は次の通りです。
sin²α + cos²α = 1
sinα = 4/5なので、sin²α = (4/5)² = 16/25です。この値を恒等式に代入して、cos²αを求めます。
16/25 + cos²α = 1
cos²α = 1 – 16/25 = 25/25 – 16/25 = 9/25
したがって、cosα = √(9/25) = 3/5 となります。
2) sin(α + β)の求め方
次に、sin(α + β)を求めます。加法定理を使います。
sin(α + β) = sinα * cosβ + cosα * sinβ
すでにsinα = 4/5、cosβ = 5/13は与えられていますが、sinβを求める必要があります。これも三角関数の恒等式を使って求めます。
cosβ = 5/13なので、cos²β = (5/13)² = 25/169です。
sin²β = 1 – cos²β = 1 – 25/169 = 144/169
したがって、sinβ = √(144/169) = 12/13 となります。
これで、sin(α + β)を計算できます。
sin(α + β) = (4/5) * (5/13) + (3/5) * (12/13) = 20/65 + 36/65 = 56/65
したがって、sin(α + β) = 56/65 となります。
3) cos(α + β)の求め方
次に、cos(α + β)を求めます。こちらも加法定理を使用します。
cos(α + β) = cosα * cosβ - sinα * sinβ
cosα = 3/5、cosβ = 5/13、sinα = 4/5、sinβ = 12/13はすでに求めましたので、それらを代入して計算します。
cos(α + β) = (3/5) * (5/13) - (4/5) * (12/13) = 15/65 - 48/65 = -33/65
したがって、cos(α + β) = -33/65 となります。
まとめ
この問題では、sinαとcosβの値が与えられた場合に、三角関数の恒等式と加法定理を使ってcosα、sin(α + β)、cos(α + β)を求めました。それぞれの計算手順をしっかりと理解することで、類似の三角関数の問題に対応できるようになります。


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