高校2年生の理系の方から寄せられた、数学の授業についての質問にお答えします。数IA、数IIB、数IIICを終わらせたものの、基礎が不安定でついていけないという悩みを持つ方に向けて、効率的に学習を進める方法を紹介します。
数学の基礎からやり直す重要性
数学の学力を向上させるためには、基礎の理解がとても重要です。特にIA、IIB、IIICの内容は、積み重ねの学問であり、前提となる基礎をしっかり理解していないと、後の内容に進むことが難しくなります。最初に立ち戻ることで、無理なく進めるようになります。
IAとIIBを終わらせてからIIICに進むべきか、同時に進めるべきか
基本的には、IAとIIBを終わらせてからIIICに進む方が効率的です。まずはIA、IIBで基礎的な知識や計算力を強化し、その後でIIICに進むと、理解がしやすくなります。しかし、同時に進める方法もあります。特に理解の早い方は、ある程度並行して進めても問題ありませんが、無理に同時に進める必要はないでしょう。
IA、IIB、IIICを効率的に学ぶためのポイント
IAとIIBを確実に終わらせるためには、以下のようなアプローチが有効です。
- 復習を大切に:問題集や過去問を解くことで、基礎知識を確実に定着させましょう。
- 基本的な定理や公式を理解する:公式や定理はそのまま暗記するのではなく、なぜその式が成り立つのかを考えると理解が深まります。
- 時間を区切った学習:一度にたくさんやろうとせず、少しずつでも毎日学習時間を確保することが大切です。
模試の偏差値を上げるためには
偏差値50という状況を改善するためには、模試や過去問を解く際に、間違えた問題にしっかりと取り組み、次回以降に同じミスを繰り返さないようにしましょう。また、答えを見ただけで満足せず、なぜその解法になるのかを考えることが、学力向上の鍵となります。
まとめ
数学の基礎をしっかり固めることが、高校数学を克服するための第一歩です。IA、IIBを終わらせた後でIIICに進むのが理想ですが、同時進行しても理解が追いつく場合もあります。無理せず自分のペースで進めることをおすすめします。


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