正の整数が規則的に並ぶパターンにおいて、特定の数値が何段目の左から何番目に現れるのかを求める方法について解説します。質問の例として、2026がどの段のどの位置に現れるかを計算する問題です。
問題のパターンと段の構造
質問にあるように、整数が段ごとに並べられています。1段目には1つの数、2段目には3つ、3段目には5つ、4段目には7つ、というように段ごとに数が増えていきます。この規則を一般化すると、n段目には(2n-1)個の数が並ぶことが分かります。
例えば、1段目:1、2段目:2, 3, 4、3段目:5, 6, 7, 8, 9、4段目:10, 11, 12, 13, 14, 15, 16、という具合に並んでいます。
2026が現れる段と位置の求め方
2026が何段目に現れるかを計算するために、まず各段の数の合計を求めます。1段目からn段目までの総数は、1 + 3 + 5 + … + (2n-1) という形で、合計するとn^2個の数が並びます。
このため、n段目までの合計がn^2個の数であることが分かります。次に、2026がどの段に現れるかを探します。2026が含まれる段を探すには、n^2の値が2026に最も近いnを求めます。
2026が現れる段とその位置
まず、n^2で2026を超えない最小のnを求めます。n = 45 の場合、45^2 = 2025 となり、次の段であるn = 46の段に2026が含まれます。
したがって、2026は46段目に現れることが分かります。46段目の最初の数は2026で、45段目までの合計が2025個なので、2026はその段の1番目の位置に現れます。
まとめ:2026の位置は46段目の1番目
2026は46段目の左から1番目に現れます。このように、規則的に並ぶ数の中で、特定の数がどの段のどの位置に現れるかを求める方法は、段ごとの数の増え方を理解することがポイントです。


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