サイコロを2つ同時に投げた場合、少なくともどちらか一方が5である確率について考えてみましょう。この記事では、サイコロを2つ使った場合に「少なくともどちらか一方が5である場合」に該当する通り数をどのように計算するかを解説します。
サイコロの組み合わせの基本
サイコロを1つ投げるとき、出る目は1から6までの6通りです。したがって、2つのサイコロを同時に投げると、組み合わせは6×6=36通りとなります。次に、少なくともどちらか一方が5である場合を考えます。
問題を整理する
問題は「少なくともどちらか一方が5である場合」という条件です。つまり、次の3つのパターンが考えられます。
- サイコロAが5で、サイコロBが任意の目(1~6)の場合
- サイコロBが5で、サイコロAが任意の目(1~6)の場合
- サイコロAとサイコロBの両方が5の場合
場合分けによる計算
サイコロAが5でサイコロBが任意の目の場合、サイコロBには1~6の6通りがあります。したがって、この場合は6通りです。
サイコロBが5でサイコロAが任意の目の場合も、同様に6通りです。
ただし、サイコロAとサイコロBの両方が5の場合は、すでに前述の2つのパターンに含まれているため、重複を避けるために1通りだけ考慮します。
最終的な通り数
これらの結果を合計すると、次のようになります。
6 + 6 - 1 = 11
したがって、少なくともどちらか一方が5である場合の通り数は11通りです。
まとめ:計算結果と注意点
サイコロを2つ投げた場合、少なくともどちらか一方が5である組み合わせは11通りです。このように、問題を整理して場合分けを行い、重複を避けることで正確に通り数を求めることができます。サイコロのような確率の問題は、基本的な組み合わせの考え方を応用することで解けます。


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