DIYでインターロッキングを施工する際、外周部分に砕石を使用する計画はよくありますが、目地の珪砂が流出してしまう問題はよくある悩みです。本記事では、インターロッキングの外周を砕石で敷く場合に、目地の珪砂を流出させないための施工方法について解説します。
目地流出防止のための基本的な施工方法
目地の珪砂が流れないようにするためには、いくつかの施工方法があります。まず、外周部分に強固な枠を作ることが重要です。この枠が目地砂を保持し、流出を防ぐための役割を果たします。
一つの方法としては、外周にコンクリートやモルタルを使用することが挙げられます。コンクリートやモルタルで外周を囲むことで、目地の珪砂が流れ出すのを防げます。しかし、モルタルを使用する際には高さ調整が重要で、平板と外周の高さを合わせる必要があります。
砕石を使用する場合の注意点
外周に砕石を使用する場合、目地砂が流れやすくなるため、砕石の配置に工夫が必要です。砕石は水はけが良いため、目地砂が水と一緒に流れ出す可能性があります。
そのため、砕石を敷く前に、まず地面をしっかりと平らにし、砕石の下に防水シートや不織布を敷くことをおすすめします。これにより、砕石の中に砂が混ざるのを防ぎ、目地砂が流れ出るのを防止できます。
モルタルを使用した外周の施工方法
モルタルを外周に塗り込む場合、平板と外周の高さを合わせることで、美しい仕上がりにすることができます。モルタルを使うことで、外周部分が強固になり、目地砂の流出を防ぐことができますが、注意が必要です。
モルタルを塗る際には、平板と同じ高さになるように砕石を調整し、その上にモルタルを塗り込むと良いでしょう。これにより、平板と外周が自然に調和し、モルタル部分が目立たなくなります。
他の方法:防草シートやエッジングを使う
目地砂の流出を防ぐための補足として、防草シートを外周に敷く方法もあります。防草シートは砂の流出を防ぐだけでなく、雑草の成長を抑制する効果もあります。
さらに、エッジング(縁取り)を使うことも一つの方法です。エッジングで外周をしっかりと囲むことで、目地砂が流れにくくなり、施工後の維持管理が楽になります。
まとめ:外周施工時の目地流出防止方法
インターロッキングの外周に砕石を使用する場合、目地の珪砂が流出しないようにするためには、強固な枠や防水シート、モルタルを使う方法が有効です。また、平板と外周の高さを調整することで、仕上がりが美しくなります。
防草シートやエッジングを活用することで、さらなる防止効果を得られるため、これらの方法を組み合わせて施工することをおすすめします。これにより、長期間美しい状態を保ちながら、目地砂の流出を防げます。
  
  
  
  

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