小学校1年生で算数を学んでいる子どもが、7+5の計算方法に戸惑いを感じている場合、どうアプローチするべきかについて考えてみましょう。この問題に対して、具体的な教え方や理解を深めるための工夫を紹介します。
計算の基本的なアプローチ:10にする方法
質問者の例では、「7+5」を計算する際、10にする方法で計算しています。5を3と2に分けて、「10+2=12」と考える方法です。これは、10を基準にして計算することで、より簡単に理解できる方法の一つです。しかし、子どもがここで戸惑うことがあるのも事実です。
理解が難しい理由とは?
「5は3とあといくつ?」という質問に対して、子どもが答えられない理由は、抽象的な思考をまだ十分に理解していないことが関係しています。数の分割や再構成を理解するのは、特に初期の算数の学習段階では難しい場合があります。また、何度も同じような問題を解いていても、理解に時間がかかる場合があるため、焦らず進めることが大切です。
理解を深めるための工夫
この場合、数を分ける練習をもう少し具体的に行うと良いでしょう。例えば、7+5の計算を、実際の物やイラストを使って視覚的に示すことで、分かりやすくなります。7つのリンゴと5つのリンゴを並べてみて、10個になることを確認して、その後に残りの2つを足していく方法です。
焦らずに子どものペースに合わせて教える
「特支(特別支援)」と言われてしまうこともありますが、子どもそれぞれのペースに合わせて、できるだけ具体的で実際的な方法で教えることが重要です。全ての子どもが同じ速度で理解できるわけではないので、何度も繰り返し練習することで、自然に理解が深まることもあります。
まとめ
「7+5」を教える際に子どもが理解できないことは、算数の初歩的な段階ではよくあることです。焦らずに、具体的な方法で視覚的に示し、繰り返し練習をすることで、理解が深まります。また、子どもの個性に合わせた進め方が大切です。理解できるようになるまで根気よくサポートしていきましょう。


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