なぜおねしょはあるが、大便を寝ている間にしてしまうことは少ないのか?

ヒト

夜に無意識的におしっこをしてしまう「おねしょ(夜尿症)」という症状は多くの人が経験するものです。しかし、就寝中に便意を感じ、大便をしてしまうケースはあまり聞きません。では、なぜおしっこは漏れてしまうのに、大便は漏れないのでしょうか?この記事ではその理由を探ります。

おねしょ(夜尿症)のメカニズム

おねしょが起こる主な原因としては、睡眠中に膀胱にたまった尿を無意識に排出してしまうことが挙げられます。これは、膀胱が満杯になり、身体がそれに反応して尿を排出しようとする結果です。通常、大人になると、夜間の尿意を意識的に抑えることができますが、子どもや体調が悪いときなどには、このコントロールがうまく働かないことがあります。

また、夜尿症の原因には、ホルモンの分泌異常や睡眠の質、膀胱の容量が関係している場合もあります。これらが複合的に作用し、夜間の尿漏れが起きることがあります。

なぜ大便は寝ている間に出ないのか?

一方で、大便を寝ている間にしてしまうことは非常に稀です。その理由は、排便には強い生理的な反応が関与しているためです。排便の際には肛門周辺の筋肉が関わり、排便反射を制御する神経の働きが必要です。これらの反応は、通常、目が覚めているときに働きます。

睡眠中、脳は休息モードに入っており、排便のための生理的な反応を抑制するため、便意を無意識的に感じても身体が反応しにくくなります。さらに、便意を感じても、それを我慢する能力が夜間は通常よりも弱くなっていますが、おねしょのように完全に意識的に抑えることは難しいため、大便を寝ている間にすることは極めて少ないのです。

体調不良や病気で排便が起こることも

ただし、体調不良や特定の病気が原因で、睡眠中に排便してしまうこともあります。例えば、消化器系に問題がある場合や、神経系に障害がある場合、排便反射が睡眠中に十分に抑制されないことがあります。

また、神経系の病気や重篤な消化器疾患では、排便に関するコントロールが効かないことがありますが、これは通常の生理的な現象とは異なるものです。

まとめ

寝ている間におしっこが出てしまうのは、生理的な反応とホルモンや膀胱の状態に関係しています。対照的に、大便は排便の反応が強いため、睡眠中に無意識に出ることは稀です。したがって、おねしょがあっても、寝ている間に大便が出ることはほとんどありません。しかし、体調不良などの特別な状況では、その限りではないこともあります。

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