天体写真を始めたいけれど、赤道儀が高すぎて手が出せないという方にとって、Vixen ポルタⅡAE84Mのような赤道儀なしの望遠鏡が魅力的に映ることがあります。では、赤道儀がなくても月、惑星、星雲などを撮影することはできるのでしょうか?この記事では、赤道儀なしで天体写真を撮るための方法や工夫について解説します。
赤道儀なしで月の撮影は可能
赤道儀がない場合、まずは月の撮影が最も簡単で実現可能です。月は空の中で比較的明るく、動きも遅いため、固定式の望遠鏡でも十分に撮影できます。Vixen ポルタⅡAE84Mのような架台でも、月を簡単にフレームに収めることが可能です。長時間露光をしない限り、赤道儀がなくてもブレに悩まされることは少ないでしょう。
月の撮影時に重要なのは、カメラの設定です。シャッタースピードを速く設定し、ISO感度も適切に調整することで、月のディテールをしっかりと捉えることができます。
惑星の撮影も赤道儀なしで可能
惑星の撮影も赤道儀なしで行うことができます。惑星は、月ほどの明るさはありませんが、比較的明るく、動きも遅くないため、固定式の望遠鏡でも撮影は可能です。ただし、長時間の露光や高倍率での撮影には注意が必要です。
惑星撮影時には、シャッタースピードを速くし、ISO感度を高めに設定して撮影します。また、露出時間が長すぎると、惑星の動きによるブレが生じるため、短時間で撮影するのがポイントです。
星雲を撮影する場合の工夫
星雲の撮影は、赤道儀なしでは少し難易度が高いですが、工夫次第で撮影可能です。星雲は非常に暗いため、長時間露光が必要ですが、赤道儀がない場合は、露光時間を短くして何回も撮影する「スタック撮影」を利用すると良いでしょう。スタック撮影では、複数の画像を重ね合わせてノイズを減らし、細かい部分まで捉えることができます。
カメラを固定し、撮影対象がフレーム内に収まるように微調整を行い、露光時間を調整することが求められます。特に、LUMIX S5Ⅱのような高性能なカメラを使えば、感度や設定をうまく活用し、星雲の微細な部分を捉えることができます。
赤道儀なしでの天体写真撮影の工夫
赤道儀がない場合でも、天体写真を楽しむためにはいくつかの工夫が必要です。まず、カメラの設定を最適化することが重要です。シャッタースピードを速く設定し、ISO感度や絞りを調整して、ブレやノイズを最小限に抑えます。また、撮影前に三脚やカメラスタビライザーを使用して、カメラのブレを防ぐことが重要です。
さらに、撮影中の微調整を行うことで、より精度の高い撮影が可能になります。例えば、視野の中心に対象を合わせ、細かなズレを補正することで、よりシャープな画像を得ることができます。
まとめ
赤道儀がなくても、月や惑星、星雲の撮影は工夫次第で実現可能です。特に、固定式の望遠鏡でも短時間の露光やスタック撮影を活用すれば、赤道儀なしでも十分に天体写真を楽しむことができます。LUMIX S5Ⅱのような高性能なカメラを使用することで、さらに精度の高い撮影が可能になります。赤道儀を購入する前に、まずは基本的なテクニックを試してみるのも良い方法です。


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