「足を垂らして飛ぶ真っ黒なスリムな虫を見かけたが、アシナガバチとは違う気がする。何の虫だろう?」と疑問に思ったことはありませんか?この記事では、アシナガバチに似た特徴を持つ昆虫の種類や見分け方について詳しく解説します。
アシナガバチの特徴と見分け方
アシナガバチは、体長12〜26mmのスリムな体型と、長い後ろ脚をだらんと垂らして飛ぶ特徴があります。体色は黄色と黒の縞模様で、飛行時には脚を垂らしてふわふわと飛びます。巣はシャワーヘッドのような形状で、六角形の穴がむき出しになっています。
アシナガバチに似た昆虫の種類
アシナガバチに似た昆虫には、以下のような種類があります。
- スズメバチ:体長17〜28mmで、がっしりとした体型とオレンジ色の縞模様が特徴です。飛行時は直線的で速く、攻撃性が高いです。
- ミツバチ:体長12mm前後で、丸っこい体つきと黄色と黒の縞模様が特徴です。飛行時は脚を垂らさず、比較的速く飛びます。
- マルハナバチ(クマバチ):体長18〜20mmで、丸っこい体つきと黒と黄色の縞模様が特徴です。飛行時は脚を垂らさず、比較的速く飛びます。
- オオスズメバチ:体長30mm以上で、がっしりとした体型と黒と黄色の縞模様が特徴です。飛行時は直線的で速く、攻撃性が高いです。
見分け方のポイント
アシナガバチに似た昆虫を見分けるポイントは以下の通りです。
- 体型:アシナガバチはスリムな体型で、後ろ脚が長く垂れています。スズメバチやミツバチはがっしりとした体型で、後ろ脚が短いです。
- 飛行時の脚の動き:アシナガバチは飛行時に後ろ脚を垂らしてふわふわと飛びます。スズメバチやミツバチは飛行時に脚を垂らさず、比較的速く飛びます。
- 体色:アシナガバチは黄色と黒の縞模様が特徴です。スズメバチやミツバチはオレンジ色や黒と黄色の縞模様が特徴です。
- 巣の形状:アシナガバチの巣はシャワーヘッドのような形状で、六角形の穴がむき出しになっています。スズメバチの巣は球状で、出入り口が1つだけです。
まとめ
足を垂らして飛ぶ真っ黒なスリムな虫は、アシナガバチである可能性がありますが、スズメバチやミツバチ、マルハナバチ(クマバチ)など、他の昆虫の可能性も考えられます。見分け方のポイントを参考に、慎重に観察してみてください。もし巣を見つけた場合や近づくのが不安な場合は、専門の駆除業者に相談することをおすすめします。


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