最近、塩化マグネシウムが体に良いと聞いて、ジョンソン&ジョンソンのボディクリームに混ぜてみたところ、乳化が解除されてサラサラとした透明な液体になってしまいました。これが体に塗っても問題ないのか、変質したりすることはないのか、心配になってきました。この記事では、塩化マグネシウムをボディクリームに加えることの影響とその後の処理方法について解説します。
1. 塩化マグネシウムとボディクリームの乳化について
まず、ボディクリームには通常、油分と水分が乳化剤を使って混ぜ合わされています。乳化剤はこれらを安定させ、クリーム状の形状を保つ役割を持っています。塩化マグネシウムを加えることで、この乳化剤が働かなくなり、水分と油分が分離することがあります。結果として、クリームがサラサラした液体に変化してしまうのです。
この変化は物理的な性質に過ぎず、必ずしも危険を意味するものではありませんが、使用感が大きく変わる可能性があります。
2. 変質していないか?使用する際の注意点
塩化マグネシウムがボディクリームに混ぜられることで乳化が解除されること自体は化学的には「変質」とは言いません。ただし、ボディクリームの安定性が失われているため、適切な効果を期待できない可能性があります。
さらに、乳化が解除された状態で長時間放置すると、成分が分離し、品質が劣化することがあります。使用する際には、分離が進む前に早めに使用することをお勧めします。
3. 体に塗ることに関しての安全性
塩化マグネシウム自体は皮膚に直接塗ることができますが、その効果が増すかどうかは不明です。塩化マグネシウムは湿疹やかゆみを引き起こす可能性もあるため、肌が敏感な人には注意が必要です。また、乳化が解除された後、クリームの水分量が多くなり、肌への浸透力が低下する可能性もあります。
さらに、クリームが液体状になったことにより、使いづらさや乾燥を引き起こすことも考えられます。
4. まとめ:塩化マグネシウムを加えたボディクリームの使い方
塩化マグネシウムをボディクリームに加えることで乳化が解除され、クリームの質感が変わることがあります。これ自体は化学的な変質ではないものの、使用感に大きな影響を与えるため、気になる方は早めに使用することをお勧めします。
もしクリームの質感が気になる場合は、別の方法で塩化マグネシウムを使用することを検討するか、乳化が保たれる別の製品を選ぶと良いでしょう。最終的には、肌の状態に合わせて使用方法を工夫することが大切です。


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