兄と弟がじゃんけんをし、1回の勝負で勝者が5個、敗者が3個のあめをもらうというシンプルなルールのもと、兄が44個、弟が36個のあめを持っている場合、兄が何回勝ったのかを求める問題です。以下では、この問題を解くために必要な考え方と手順を紹介します。
問題を式に表す
まず、この問題における重要な情報を整理します。兄が勝った回数をx回、弟が勝った回数をy回としましょう。1回の勝負で兄は5個のあめをもらい、弟は3個のあめをもらうというルールです。
合計あめの数を考える
兄のあめの合計は、勝った回数xに5を掛けたものに、弟の負けた回数yに3を掛けたものを加えたものです。また、弟のあめの合計は、勝った回数yに5を掛け、兄の負けた回数xに3を掛けたものです。
したがって、以下の式が成り立ちます。
- 兄のあめの合計: 5x + 3y = 44
- 弟のあめの合計: 5y + 3x = 36
連立方程式を解く
この2つの連立方程式を解けば、兄の勝った回数xと弟の勝った回数yがわかります。
まず、1つ目の式からyを求めます。
5x + 3y = 44
3y = 44 – 5x
y = (44 – 5x) / 3
次に、このyの式を2つ目の式に代入して解きます。
5y + 3x = 36に代入すると、
5((44 – 5x) / 3) + 3x = 36
これを解くと、x = 6、y = 4 となります。
結論
したがって、兄は6回勝ったことがわかります。
まとめ
じゃんけんの結果を基に連立方程式を使って兄が何回勝ったかを求める問題では、まず与えられた条件を式に表し、連立方程式を解くことが必要です。今回の問題では、兄が6回勝ったことがわかりました。この方法を使うことで、同じような問題を解く際に役立つ基本的なアプローチが身につきます。
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