「5<√n<6を満たす自然数nの個数を求めなさい」という問題は、平方根の範囲に関する理解を深めるための問題です。しかし、計算の際に誤解が生じることがあります。この記事では、この問題の解法について詳しく解説し、誤解の原因を明確にします。
1. 問題の整理
問題は、次のように言い換えられます。
- 5 < √n < 6
この条件を満たす自然数nを求めるというものです。まずは、この範囲を平方根を使って式に直しましょう。
2. 条件の平方をとってみよう
まずは、問題文で与えられた範囲「5 < √n < 6」を平方します。
- 5 < √n < 6
- 平方すると、25 < n < 36
これにより、nは25より大きく36より小さい自然数である必要があります。
3. 自然数nの範囲
次に、25 < n < 36を満たす自然数nを求めます。
- 25 < n < 36の間にある自然数は、26, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 35
したがって、この範囲に該当する自然数は10個です。
4. なぜ11個ではなく10個なのか
質問者が計算した際、11個の自然数を答えにしましたが、その理由は「√25<√n<√36」の式から出発し、5や6を含めようとしたためです。しかし、この問題では「5<√n<6」という条件ですので、5と6を含めない範囲を考える必要があります。したがって、答えは10個の自然数になります。
5. まとめ
この問題では、範囲の平方を正しく計算し、含むべきでない数を除外することが重要です。範囲が与えられた場合には、まず平方して自然数の範囲を求め、その後、整数を数えるようにしましょう。こうすることで、正確な答えが得られます。
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