一橋大学の入試英語の長文に出てきた「~students are often forced to choose between studying either math and science or studying the humanities.」という文について、英語学習者からの疑問が寄せられました。具体的には、この文中の「either」の使い方について、「不自然だ」と感じたとのことです。本記事では、この文法構造を詳しく解説し、どのように理解すべきかを説明します。
1. 「between」の後に「either」を使う理由
英語では、「either A or B」という形で二者択一を表現する場合、通常は「either A or B」というフレーズの形を取りますが、「between」の後に「either」を使うこともあります。実は、「between」の後に「either」を使うことは一般的な表現であり、文法的には正しいのです。この構造は「between A and B」よりも強調を加えるニュアンスを含むことがあります。
2. 例文で確認する「either」の使い方
例えば、「I can’t decide between going to the beach either or staying home.」という文でも、「either」を使っています。この場合、文はやや強調された形になります。したがって、質問者が感じた違和感は、「either」を使うことで強調がかかっているからかもしれませんが、文法的には問題ない表現です。
3. 「either studying ~ or studying ~」と「either」の使い方
質問者が提案する「either studying ~ or studying ~」という構文も、別の自然な形として使うことができます。「either…or…」の形式で、二者択一を明確にする形です。たとえば、「They have to choose either math and science or the humanities」という形でも使えます。どちらも自然な表現ですが、ニュアンスの違いはわずかです。
4. 結論:両者の違いと使い方
「either」を使う場合、文脈によって「between」の後に使っても問題はありません。この文は強調的な意味合いを加えた表現ですので、無理に気にする必要はありません。ただし、質問者が感じた違和感を解消するために、もっとシンプルな「either A or B」を使ってもよいでしょう。最終的には、どの表現が意図するニュアンスを伝えるかが重要です。


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