今回は、小学6年生の算数問題を解説します。上り電車と下り電車が踏切で出会う場面を基にした問題です。この問題では、電車の速さや時間、長さを使って様々な計算を行います。以下では、問題を順を追って解説し、計算方法を説明します。
問題内容の確認
問題は、上り電車と下り電車が踏切で出会うシチュエーションです。上り電車は時速54km、下り電車は時速72km、下り電車の長さは110m、踏切の幅はないものとして計算します。
(1)上り電車の長さは、少なくとも何mか
まず、上り電車の長さを求めます。上り電車が踏切にさしかかってから6秒後に下り電車と出会ったことから、両者の出会いの時間を計算します。
上り電車の速さは時速54kmで、これを秒単位に直すと、1秒あたりの進む距離は54km/3600秒 = 0.015m/sです。つまり、上り電車は1秒で0.015メートル進みます。
また、下り電車の速さは時速72kmです。これを秒単位に直すと、1秒あたりの進む距離は72km/3600秒 = 0.02m/sです。つまり、下り電車は1秒で0.02メートル進みます。
両方の電車が6秒後に出会うため、上り電車が進む距離は6秒×0.015m/s = 0.09mです。つまり、上り電車の長さは少なくとも0.09m必要です。
(2)下り電車が踏切を通り過ぎるまでにかかる時間
次に、下り電車が踏切を通り過ぎるまでにかかる時間を求めます。下り電車の速さは時速72km(0.02m/s)で、長さは110mです。
下り電車が110m進むには、110m ÷ 0.02m/s = 5500秒がかかります。つまり、下り電車が踏切を通り過ぎるのにかかる時間は5500秒となります。
まとめ
この問題では、上り電車と下り電車が踏切で出会う場面を基にした計算を行いました。計算方法を理解することで、問題に対する正しい答えを得ることができます。上り電車の長さは0.09m、下り電車が踏切を通り過ぎるのにかかる時間は5500秒です。


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