JIS規格とSD345に関する質問の解説|鉄筋の規格と相当品の判別方法

建築

RC工事において、コンクリート打設前の監理者立会検査時に起こる疑問や確認事項について解説します。特にSD345とその相当品に関する疑問について、詳細に説明し、JIS規格やロールマークのポチが示す意味についても触れていきます。

SD規格と相当品とは

SD規格は、鉄筋の鋼種記号であり、JIS規格に基づいて分類される鋼種を示します。SD345などはその代表例で、鉄筋の強度を示す指標となります。相当品は、JIS規格に準じた製品であり、必ずしも正式なJIS認定を受けていない場合があります。

①JIS非認定品がSD◯◯◯と呼ばれることはないか?

JIS非認定品は、通常SD規格で呼ばれることはありません。SD◯◯◯という表記は、JIS規格に基づいた鋼種記号であり、認定を受けた製品に使用されます。JIS認定を受けていない相当品は、異なる呼称が使用されることが一般的です。

②相当品は大手メーカーが取り扱っているか?

相当品は、確かに大手メーカーが取り扱っていることが多いですが、小規模な製造業者が提供する場合もあります。相当品が供給される理由として、コスト削減や特定の規格に適合するための柔軟性が挙げられます。

③SD345の相当品にロールマークのポチをつけることは可能か?

SD345の相当品にロールマークのポチをつけることは理論的には可能ですが、これはJIS G3112規格に準じている場合に限ります。ロールマークのポチは、JIS規格に従って製造された鉄筋に施されるもので、ポチがある場合、それはJIS G3112規格のSD345であることの証明となります。

まとめ:規格と相当品の正しい理解

鉄筋の規格や相当品についての理解は、施工や検査の際に非常に重要です。JIS規格に基づいた正確な情報を確認することで、疑問を解消し、品質の高い施工を行うことができます。SD345や相当品について正しく知り、今後の作業に役立てましょう。

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