この問題では、異なる速さで歩く3人の人物が出会う時の時間や場所を計算する必要があります。まず問題を整理し、どこから解き始めるべきかを理解しましょう。
問題の整理と条件の確認
まず、問題にある人物の速さを確認します。Aは分速120m、Bは分速60m、Cは分速30mで歩きます。PとQの間は3600mの距離があります。AとBは出発地点が異なり、最初に出会った後、AがPに戻り、Cと出会った後、再度Qに向かって歩くという流れです。
最初に出会う時間を計算する
AとBが出会うためにかかる時間を計算します。出会うまでの時間は、AとBが一緒に進んだ距離で割った速さで求めます。AとBの速さの合計は120m + 60m = 180mです。したがって、出会うまでの時間は3600m ÷ 180m = 20分です。
AがPに戻る時間とCと出会う時間
AがBと出会った後、Pに戻る時間を計算します。Aは120m/minの速さで歩くので、戻る時間は3600m ÷ 120m = 30分です。その後、AはCと出会います。Aの速さは120m/min、Cの速さは30m/minなので、AとCが出会うための時間を計算します。二人の速さの合計は120m + 30m = 150mです。したがって、AとCが出会う時間は3600m ÷ 150m = 24分です。
再度Bと出会う時間を求める
AがCと出会った後、再びBと出会うまでの時間を計算します。AがCと出会った後、またBと出会うまでの時間は、Aが歩く速さとBが歩く速さを足して、その合計速さで移動する距離を求めます。AとBが出会うまでの時間は再度20分となります。したがって、最初の出発からの合計時間は20分 + 30分 + 24分 = 74分となり、AとBが2度目に出会うのは出発して74分後です。
P地点からの距離
Aが出発してからBと2度目に出会う地点は、Aが出発してから20分間に歩いた距離で求められます。Aの速さは120m/minなので、20分間に歩く距離は120m × 20分 = 2400mです。したがって、2度目に出会う地点はP地点から2400mの地点となります。
まとめ
この問題では、速さ、時間、距離を使って、歩いている人物がどの時点で出会うかを計算しました。問題を分割して順番に解いていくことで、答えを導き出せます。出発から2度目にAとBが出会うのは74分後で、P地点から2400mの地点です。


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