英語の「see O -ing」と「see O 原形」の違いと使い分け

英語

英語の「see O -ing」や「see O 原形」の使い方には微妙な違いがあります。特に、動作の進行中や完了を示す際の使い分けについて混乱しやすいです。今回は、質問者の例を元に、この違いを詳しく解説し、英語表現の使い分けについて説明します。

1. 「see O -ing」の使い方

「see O -ing」は、動作が進行している状態を見ていることを示します。例えば、「I saw him running away」は、「彼が逃げている途中を見た」という意味になります。これは、動作がまだ完了していない、または動作の途中を見たことを強調する表現です。

例: I saw them talking.(彼らが話しているのを見た)

2. 「see O 原形」の使い方

一方、「see O 原形」は、動作の開始から終了までを通して見たというニュアンスを含んでいます。例えば、「I saw him run away」は、「彼が逃げるのを最初から最後まで見た」という意味です。この表現は、動作が完了したことを強調します。

例: I saw him leave the house.(彼が家を出るのを見た)

3. 「making a great couple」の場合

質問者の例文「I could see you two making a great couple」の場合、makingは「進行形」で、2人が素敵なカップルになるプロセスを見ている、またはその途中を想像しているという意味になります。この場合、動作が現在進行中であることを表すのに「making」が使われています。

もし「make」にすると、「2人が素晴らしいカップルになる過程全体を見た」という意味に近くなり、少し異なるニュアンスを持つことになります。

4. 日常会話での使い分けのポイント

英語の日常会話では、動作の進行中や完了に応じて「see O -ing」と「see O 原形」を使い分けることが大切です。進行形であれば「-ing」、完了した動作やその結果を見る場合は原形を使うことで、より正確なニュアンスを伝えることができます。

また、「see O -ing」と「see O 原形」の違いを理解することで、英語表現の幅が広がり、より自然な会話ができるようになります。

5. まとめ

「see O -ing」と「see O 原形」の使い分けは、動作が進行中か完了しているかによって決まります。質問者が指摘したように、「making a great couple」という表現は、2人がカップルになっていく途中を見ているニュアンスを表しています。一方で、原形を使うと、その過程を完了したかのような印象を与えることになります。動作の進行具合を意識して使い分けることが大切です。

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