tanθ=4のとき、sinθとcosθの関係を求める方法

高校数学

この記事では、三角関数の基本的な問題について解説します。問題として与えられた条件、0°≦θ≦180°の範囲でtanθ=4となるとき、sinθとcosθの値を求める方法を紹介します。

1. tanθ=4の意味

まず、tanθ=4という式が何を意味するのかを確認しましょう。tanθは三角関数の1つであり、sinθとcosθを使って次のように表すことができます。

tanθ = sinθ / cosθですので、tanθ=4の場合、sinθ = 4 × cosθとなります。

2. 三角関数の恒等式を利用する

次に、sin²θ + cos²θ = 1という三角関数の恒等式を使います。この恒等式を使うことで、sinθとcosθの関係を求めることができます。

まず、sinθ = 4 × cosθという関係式を恒等式に代入してみましょう。

(4 × cosθ)² + cos²θ = 1

16 × cos²θ + cos²θ = 1となります。

3. 解の求め方

上の式を整理すると、17 × cos²θ = 1となり、cos²θ = 1/17となります。

よって、cosθ = ±√(1/17) となります。これにより、cosθの値が求まります。次に、sinθ = 4 × cosθの関係から、sinθの値も求めることができます。

sinθ = 4 × √(1/17) となります。したがって、sinθ = ±4/√17 となります。

4. 結論

tanθ=4という条件の下で、sinθとcosθはそれぞれ次のように求めることができます。

sinθ = ±4/√17, cosθ = ±√(1/17)

これで、与えられた条件を満たすsinθとcosθの値が求められました。

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