「c>0ならば1/c>0」という不等式を証明する方法を解説します。この問題は、正の数に対する逆数の性質に関する問題です。まずは、c>0という条件をもとに、1/cが0より大きいことを証明していきます。
1. c>0 から 1/c > 0 を導く基本的な考え方
まず、c>0という条件が与えられています。この場合、cは正の数です。正の数の逆数は必ず正であるという基本的な性質を使用します。逆数を取るときに符号が変わることはありません。
したがって、c > 0 ならば 1/c も正であることがわかります。これにより、1/c > 0 が成立することが示されます。
2. 逆数の性質について
一般に、正の数cに対して、1/cはその逆数として常に正の数になります。例えば、c = 2の場合、1/c = 1/2 = 0.5となり、0より大きいことがわかります。これを任意の正の数cに対して適用することができます。
このように、c > 0であれば、1/cも必ず0より大きくなります。
3. 証明のステップ
c > 0と仮定したとき、次のように証明できます。
- cは正の数なので、c > 0。
- したがって、1/cも正の数となり、1/c > 0が成り立ちます。
このようにして、1/c > 0が確実に成り立つことが証明されました。
まとめ
c > 0 であれば、1/c も必ず正であることがわかります。この性質は、数学における逆数の基本的な性質を理解するうえで重要です。逆数を取るときの符号に関するルールを理解していれば、この証明も非常に簡単に導くことができます。
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