2025年に一般人でも宇宙に行ける時代が現実味を帯びてきました。気球型宇宙船「Spaceship Neptune(スペースシップ・ネプチューン)」を利用した成層圏旅行が、アメリカの企業Space Perspectiveによって提供される予定です。
気球型宇宙船「Spaceship Neptune」とは?
「Spaceship Neptune」は、気球で高度約30kmまで上昇し、約6時間の旅を楽しむことができる宇宙旅行サービスです。乗客は8名までで、船内にはラウンジ、バーカウンター、トイレ、Wi-Fiなどの設備が整っています。無重力体験はありませんが、地球の曲線や星空など、宇宙に近い景色を楽しむことができます。
料金と予約情報
旅行代金は1人あたり12万5000米ドル(約1600万円)で、申込金は25,000米ドルから1,000米ドル(乗船時期によって異なります)。別途手配料金が1人あたり55万円必要となります。2024年分のチケットはすでに完売しており、予約可能な時期は2025年10月から2028年となっています。
日本からの参加方法
日本からの参加者は、旅行代理店HISの子会社「クオリタ」を通じて予約が可能です。詳細はクオリタの公式サイトをご確認ください。
岩谷技研による日本発の気球型宇宙旅行
日本の企業、岩谷技研も気球型宇宙旅行を提供する予定です。2025年4月から6月頃に、北海道江別市の士幌町から気球を使った有人飛行試験を行い、成層圏の高度約20kmに到達することを目指しています。将来的には、100万円での宇宙遊覧サービス提供を計画しており、一般向けのプロモーションとして「OPEN UNIVERSE チャレンジ」を実施しています。
まとめ
2025年には、気球型宇宙船を利用した成層圏旅行が現実のものとなり、一般人でも宇宙に近い体験が可能になります。アメリカの「Spaceship Neptune」や日本の岩谷技研のサービスを通じて、宇宙旅行の夢が広がっています。

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