重複を許した1または2で8桁の自然数を作るとき、11の倍数となる確率の求め方

高校数学

この問題では、1または2を使って8桁の自然数を作り、そのうち11の倍数となる確率を求めるというものです。問題を解くためには、11の倍数の条件を理解し、どのように確率を計算するかを段階的に説明します。

11の倍数の条件

11の倍数かどうかを判定するための基準として、以下のルールがあります。

  • 8桁の数において、偶数桁の和と奇数桁の和の差が11の倍数であれば、その数は11の倍数です。

つまり、例えば数が12345678の場合、1+3+5+7(奇数桁)と2+4+6+8(偶数桁)の和の差が11の倍数であれば、その数は11の倍数であると判断できます。

1または2で作る8桁の数の全数

1または2を使って8桁の自然数を作る場合、各桁には2つの選択肢(1または2)があるため、全ての可能な数の個数は2の8乗、すなわち256通りとなります。

11の倍数となる数の個数を求める

次に、11の倍数となる数を求めます。各桁には1または2を使うので、その和が11の倍数になる場合を数えます。具体的には、偶数桁の和と奇数桁の和の差が11の倍数となるような組み合わせを探します。この部分の計算を繰り返し行い、条件に合致する数を求めます。

確率の計算

条件に合致する数の個数を求めたら、それを全数(256通り)で割ることで確率を求めることができます。具体的には、11の倍数となる数の個数がx個であれば、その確率はx/256となります。

まとめ

1または2を使って8桁の自然数を作る際に、11の倍数となる確率は、まず全ての組み合わせ(256通り)を計算し、次にその中で11の倍数となるものを特定し、その数を全数で割ることで求めます。確率計算の方法を理解することが、この問題の解法に役立ちます。

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