FOCUS50で座標データが表示されない原因と対処法

工学

FOCUS50で対回観測を行った際、水平角と距離のデータはタフパッドに表示されるのに、座標データが表示されない場合があります。この問題の原因と解決方法について詳しく解説します。

1. 対回観測後の座標データ表示の仕組み

対回観測を行うと、通常、水平角、鉛直角、斜距離のデータがタフパッドに表示されます。しかし、これらのデータだけでは座標を算出することはできません。座標データを表示するためには、基準点の座標情報や観測点の高さなど、追加の情報が必要です。

2. 座標データが表示されない主な原因

座標データが表示されない主な原因として、以下の点が考えられます。

  • 基準点の座標情報が設定されていない:座標計算には基準点の座標が必要です。これが設定されていないと、座標データは表示されません。
  • 観測点の高さが設定されていない:観測点の高さが設定されていないと、正確な座標計算ができません。
  • ソフトウェアの設定ミス:タフパッドやトータルステーションの設定が適切でない場合、座標データが表示されないことがあります。

3. 解決方法

座標データを表示させるためには、以下の手順を試してください。

  1. 基準点の座標情報を設定する:タフパッドの設定メニューから、基準点の座標を入力してください。
  2. 観測点の高さを設定する:観測点の高さを正確に入力してください。
  3. ソフトウェアの設定を確認する:タフパッドやトータルステーションの設定が正しいか確認し、必要に応じて再設定してください。

4. 参考資料

詳細な設定方法やトラブルシューティングについては、以下の公式マニュアルを参照してください。

Spectra Geospatial Focus 50 ユーザーマニュアル

まとめ

FOCUS50で座標データが表示されない場合、基準点の座標情報や観測点の高さの設定漏れ、またはソフトウェアの設定ミスが考えられます。上記の手順を試しても解決しない場合は、専門の技術サポートにお問い合わせください。

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