タカハシ式D型赤道儀の鏡筒バンドの取り外しに苦労している方も多いかもしれません。この問題に対して、具体的な取り外し方法と、どこにどのように力を加えるべきかを解説します。特に、鏡筒バンドの構造とその取り外し方について、慎重に行う必要があります。
タカハシ式D型赤道儀の鏡筒バンドの構造
タカハシ式D型赤道儀の鏡筒バンドは、赤道儀側に固定されている部分に特徴があります。バンドの裏面には突起があり、この突起が赤道儀側のくぼみに挟まる構造となっています。そのため、力を入れる場所を正確に知ることが、バンドを外すための第一歩です。
鏡筒バンドの取り外し方
まず、ナットをしっかりと緩めて、ワッシャー下の位置決めネジを取り外すことが重要です。それでも動かない場合、次に試すべき方法は、少し力を入れてみることです。kure556などの潤滑剤を使い、一晩置いてから、ゴムハンマーなどで軽く叩いてみましょう。これは、固まってしまった部分を少し解かせる効果があります。
力を加える場所と注意点
バンドを外す際、力を加えるべきポイントはバンドの突起周辺です。突起に均等に力を加えることで、バンドが外れやすくなります。また、力を加える方向を間違えないようにし、バンドや赤道儀を傷つけないように十分に注意してください。
トラブルシューティング:どうしても外れない場合
もし、これでも外れない場合は、バンドが長期間取り外されていなかったことが原因かもしれません。その場合は、少し時間をおいてから再度試すか、もう少し強い力を加える必要があります。しかし、力を入れすぎると破損する恐れがあるため、慎重に行いましょう。
まとめ
タカハシ式D型赤道儀の鏡筒バンドは、正しい方法で力を加えれば、比較的簡単に外すことができます。特に突起部分に均等に力を加えることが重要です。潤滑剤を使ったり、ゴムハンマーで軽く叩くなどの方法も試してみましょう。それでも外れない場合は、少し時間をおいて再度挑戦してみてください。
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