3つの連続する整数の問題をXを使って解く方法

中学数学

今回は3つの連続する整数に関する問題を、最小の数Xを使って解く方法を解説します。問題は次の通りです。

  1. 3つの連続する整数の最小の数を9倍すると、残りの2つの数の和の4倍と等しくなる。最小の数をXとしたとき、残りの2つの数をXを使って表す。
  2. その整数の組を求める。

ステップ1:整数をXを使って表す

3つの連続する整数を、最小の数をXとします。

  • 最小の数:X
  • 2番目の数:X+1
  • 3番目の数:X+2

ステップ2:条件式を作る

問題の条件は「最小の数を9倍すると、残り2つの数の和の4倍と等しい」です。

式にすると。

9*X = 4*((X+1) + (X+2))

ステップ3:方程式を解く

まず、右辺を計算します。

4*(X+1 + X+2) = 4*(2X+3) = 8X + 12

したがって方程式は。

9X = 8X + 12

Xを移項。

9X – 8X = 12

X = 12

ステップ4:残りの2つの整数を求める

X=12なので。

  • 2番目の数:X+1 = 13
  • 3番目の数:X+2 = 14

ステップ5:答えの確認

条件式の確認。

9*12 = 108

残り2つの和の4倍:4*(13+14) = 4*27 = 108

条件を満たしています。

まとめ

よって、3つの連続する整数は12, 13, 14です。Xを使うと、残りの2つの整数はX+1, X+2と表せます。

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