「Millions of cells make up of the human body.」という英文が正しい場合、受動態にすると「The human body is made up of millions of cells.」になります。なぜこのように変わるのか、そして「made up of」の使い方について解説します。
「make up of」とは?
「make up of」という表現は、何かを構成している、または何かが成り立っているという意味で使われます。この場合、「make up」は動詞で、名詞と「of」を使って「何が何を構成しているか」を表現します。
例えば、「Millions of cells make up the human body.」は「何百万もの細胞が人間の体を構成している」という意味になります。ここでの「make up」は「構成する」「成り立っている」という意味で使われています。
受動態にした場合の変化
英語の受動態では、通常、動詞の目的語が主語に来ます。この場合、「make up」の目的語である「millions of cells」が主語になるので、「The human body is made up of millions of cells」となります。
つまり、能動態では「細胞が体を構成している」となり、受動態では「体は細胞によって構成されている」となるわけです。「made up of」では「of」を使うことで、どのような要素で構成されているかを示します。
「〜 is made up of by」ではない理由
「〜 is made up of by」という表現が不自然な理由は、英語の受動態では、通常「by」を使ってその動作を行う主体を表すことが一般的です。しかし、構成要素を示す場合、「of」が使われます。「by」は動作の主体を示す場合に使われるため、ここでは不適切です。
「The human body is made up of millions of cells」のように「of」を使うことで、何が体を構成しているのかを示すことができます。
「made up of」の使用例
「made up of」は、物や物質の構成を説明する際に非常に多く使われます。以下にいくつかの使用例を示します。
- The cake is made up of flour, sugar, and eggs.(ケーキは小麦粉、砂糖、卵で作られています。)
- The team is made up of players from various countries.(そのチームはさまざまな国からの選手で構成されています。)
- The book is made up of several chapters.(その本はいくつかの章で構成されています。)
まとめ
「Millions of cells make up of the human body.」という文を受動態にした際に、「The human body is made up of millions of cells.」となる理由は、英語の文法における受動態の構造と、「make up of」の使い方によるものです。受動態では、何かが他の要素によって構成されていることを表現するため、「made up of」を使います。この表現を理解することで、より自然な英語の文を作成することができます。


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