ゲーム理論に基づいて、XとYがルーレットを回し、出た数が大きい方が勝つというシンプルなゲームの確率を求める問題を解説します。この問題では、1から8までの整数が均等に出るルーレットを使い、XがYに勝つ確率を計算します。問題文に従って、ゲームのルールと計算方法を見ていきましょう。
1. ゲームのルールの理解
まず、このゲームのルールを整理しましょう。XとYは、それぞれルーレットを回し、出た目の大きい方が勝ちとなります。ルーレットには1から8までの8つの整数があり、それぞれの数字が出る確率は均等です。
もしXとYが同じ数を出した場合は、引き分けになります。これを踏まえて、XがYに勝つ確率を求めます。
2. XとYが出す数の組み合わせ
XとYのそれぞれが出る数は1から8までの整数です。このとき、Xが出す数とYが出す数の組み合わせを考えます。XとYの数の組み合わせは、それぞれ8つの選択肢があるので、合計で64通りの組み合わせがあります。
その中で、XがYより大きい数を出す場合を数え上げ、勝つ確率を求めます。
3. XがYに勝つ組み合わせの数
XがYに勝つためには、Xの出す数がYの出す数より大きい必要があります。例えば、Xが1を出し、Yが1を出した場合は引き分けです。Xが2を出し、Yが1を出した場合はXが勝ちとなります。
このようにして、XがYに勝つ場合の組み合わせを数えます。Xが1の場合、Yが出す数は0通り(勝てる組み合わせはなし)です。Xが2の場合、Yが出す数は1通り(Yが1の場合に勝つ)です。このように順番に計算していきます。
4. 勝つ確率の計算
XがYに勝つ確率は、XがYに勝つ組み合わせ数を全組み合わせ数64で割った値です。計算結果は次のようになります。
XがYに勝つ組み合わせ数 = 28
したがって、XがYに勝つ確率は次のように求められます。
勝つ確率 = 28 / 64 = 7 / 16 ≈ 0.4375
5. まとめ
この問題では、XがYに勝つ確率を求めるために、ルーレットの各組み合わせを計算し、XがYに勝つ場合の数を数え上げました。最終的に、XがYに勝つ確率は約0.4375、すなわち43.75%となります。
ゲーム理論や確率論を使った問題を解く際には、ルールを正確に把握し、組み合わせをリストアップして計算することが重要です。このアプローチを使って、他の確率問題にも挑戦してみてください。


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