昇降速度から仕事量を基にトルクを計算する方法

工学

昇降速度や回転数が与えられた場合、その仕事量からトルクを計算することができます。特に、仕事量が80W、昇降速度が705mm、回転数が850rpmという条件で、トルクを計算する方法について解説します。

トルクの計算式

トルクを求めるための基本的な計算式は次の通りです。

トルク(T) = 仕事量(P) ÷ 回転数(ω)

ここで、Pはワット(W)、回転数(ω)はラジアン毎秒で表します。また、回転数の単位をr/minからr/s(秒あたりの回転数)に変換する必要があります。

回転数の単位変換

まず、回転数850rpmをr/sに変換します。1分は60秒なので、850rpmは以下のように計算できます。

850rpm ÷ 60 = 約14.17 r/s

これで回転数の単位を秒あたりに変換しました。

トルクの計算

次に、与えられた仕事量(80W)を使ってトルクを求めます。先ほどの計算式を使って、トルクを求めます。

トルク(T) = 80W ÷ 14.17r/s ≈ 5.65 N・m

したがって、この条件下でのトルクは約5.65Nmとなります。

まとめ

昇降速度705mm、回転数850rpm、仕事量80Wの条件で、トルクは約5.65Nmと計算されました。計算を行う際には、回転数の単位変換を忘れずに行い、適切な計算式を使うことが重要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました