この問題では、太郎君が歩いている間にお母さんが自転車で追いかけて、何分後に追いつくのかを求めます。太郎君の歩きとお母さんの自転車の速さの違いを理解し、問題の条件に基づいて解いていきます。
1. 問題の整理
問題の条件を整理すると、太郎君は分速60mで歩き出し、5分後にお母さんが分速110mで自転車で追いかけます。お母さんは5分遅れて出発するので、太郎君がその間に進んだ距離を追いかける形になります。
2. 太郎君が進んだ距離
まず、太郎君が出発してから5分後に進んだ距離を計算します。太郎君の速さは分速60mなので、5分間で進んだ距離は60×5 = 300mです。これがお母さんが追いかける必要のある距離です。
3. お母さんの追いつく速さ
お母さんが追いかける速さは、太郎君の速さとの差である110m – 60m = 50mです。つまり、お母さんは毎分50mずつ近づいています。
4. 追いつく時間の計算
お母さんが追いつくためには、300mを50mずつ縮めていくことになります。したがって、追いつくのにかかる時間は300m ÷ 50m = 6分です。
5. 総時間
太郎君が出発してからお母さんが追いつくまでの時間は、太郎君が出発してからの5分と、お母さんが追いつくのにかかる6分を足した11分です。
6. まとめ
したがって、太郎君が出発してからお母さんが追いつくまでの時間は11分です。この問題では、太郎君の進んだ距離とお母さんの速さの差を用いて、追いつく時間を計算することができました。


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