GAL16V8の記述方法: 変数状態を固定する方法

工学

GAL16V8のデバイスにおける出力固定に関する疑問について解説します。質問者が抱えていた問題は、特定の条件を満たした後、出力をHiに固定する方法に関するものでした。この問題を解決するために、GAL16V8における論理設計と記述方法について説明します。

GAL16V8で出力をHiに固定する方法

GAL16V8は、プログラマブルなロジックデバイスであり、特定の条件に基づいて入力信号に応じた出力を決定します。今回の質問では、ある条件を満たした後、特定のピンを常にHiに固定する方法を探しているということでした。この場合、出力をHiに固定するには、条件を満たすたびにその状態を維持するためのフラグを使うことが有効です。

出力ピンX0を常にHiにするには、V0がHiになった際に、X0に対して永続的にHiの状態を与えるロジックを記述する必要があります。

記述方法の例

具体的には、以下のように記述することが考えられます。

V0 = D0 & D1 & D2 & D3 & D7; // これらが全てHiの場合、V0はHiになります

ここで重要なのは、V0がHiになった瞬間にX0がHiに固定されるようなロジックです。通常、これを実現するには、以下のようなフラグやレジスタを使用してX0の状態を保持します。

X0 = V0 | (X0 & V0); // V0がHiになった時点でX0もHiを維持する

このロジックにより、V0がLoになってもX0はHiのままとなり、出力を固定することができます。

シミュレーションエラーへの対処方法

質問者が使用しているWinSimでエラーが頻発する場合、シミュレータに何らかの設定ミスがあるか、特定の条件下で予期しない挙動をしている可能性があります。シミュレーションツールのバージョンや設定を確認し、最新のものを使用してみるとよいでしょう。また、ツール内のエラー・ログを確認し、どこで問題が発生しているかを調べることが重要です。

場合によっては、WinSimの設定やデバイスファイルが正しく設定されていないことも考えられるため、設定を再確認してみてください。

まとめ:永続的にHiを保持する方法

GAL16V8で、特定の条件を満たした後に出力をHiに固定するためには、論理式にフラグを使用し、V0がHiになった時点でX0もHiを維持するようなロジックを組む必要があります。シミュレーションツールでの問題解決のためには、設定を確認し、ツールのバージョンを最新に保つことが重要です。

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