ワラジムシとダンゴムシは見た目が似ているため、初心者の方には区別が難しいこともあります。ですが、いくつかの特徴を押さえることで簡単に見分けることができます。この記事では、走る速さやおしりの触覚以外で、ワラジムシとダンゴムシを一目で見分ける方法をご紹介します。
1. 体の形の違い
ワラジムシとダンゴムシは、体の形が少し異なります。ワラジムシは体が長細く、やや平らな形をしていますが、ダンゴムシは丸みを帯びた丸い形をしています。これが最も簡単に見分けるポイントの一つです。
また、ワラジムシは体を少し曲げて歩くことが多く、ダンゴムシは丸まって歩くことが多いという違いもあります。
2. 体の節数の違い
ワラジムシは、体の節が細かく、しっかりと数えられるのが特徴です。節がたくさんあるため、全体的に細長く見えます。一方、ダンゴムシは体の節が少なく、丸みを帯びた形状が際立ちます。
節数の違いによって、体の大きさや全体の印象が異なるため、この違いも見分けるポイントになります。
3. 歩き方の違い
ワラジムシとダンゴムシでは、歩き方にも違いがあります。ワラジムシは比較的速いスピードで歩き、地面を這うように移動しますが、ダンゴムシはゆっくりとした動きで歩きます。さらに、ダンゴムシは驚いたり、危険を感じると丸まる特性があるため、丸まった状態で見ることが多いです。
歩き方の速さや移動パターンに注目すると、どちらがワラジムシでどちらがダンゴムシかを判断しやすくなります。
4. 色の違い
ワラジムシとダンゴムシの色にも違いがあります。ワラジムシは通常、灰色や茶色っぽい色合いをしていることが多く、体に縞模様があるものも見受けられます。ダンゴムシは、比較的均一な色合いをしており、黒っぽいものや灰色、茶色が一般的です。
色合いに関しても、細かく観察すると見分けがつくことがあります。
まとめ: ワラジムシとダンゴムシの見分け方
ワラジムシとダンゴムシは、体形や歩き方、色合い、そして体の節数などで見分けることができます。初めて見かけた時は、これらの特徴を意識して観察してみてください。
どちらも自然界ではよく見かける生物ですので、観察してみるとその違いに気づくことができるでしょう。
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