小学算数の問題解法ガイド：仕入れ・食塩水・速度・列車の問題

このページでは、小学算数の問題に関する詳細な解説を提供します。各問題に対して、問題解決の考え方と計算方法を分かりやすく説明します。

1. 仕入れと定価の問題

問題: 仕入れ値が( )円の品物を200個仕入れ、定価を( )円にして販売。定価の1割引きで売ると3200円の利益、1割5分引きで売ると800円の利益になる。定価と仕入れ値を求める。

解法: まず、定価を x 円、仕入れ値を y 円とした場合、次の式が成り立ちます。1割引きでの利益と1割5分引きでの利益の関係から、定価と仕入れ値を求めることができます。計算の結果、定価は200円です。

問題: 2%の食塩水がAの容器に100g、7%の食塩水がBの容器に100gあり、これらを混ぜて5%の食塩水を作りたい。Aから20g、Bから何g取り出すべきか。

解法: 食塩の量を計算し、AとBから取り出すべき量を求めるために、式を立てて解きます。最終的に、Bから30g取り出すことが必要であることが分かります。

問題: 時速50mの自動車と時速18mの自転車で同じ道を進む際、2時間40分の差が生じる。自動車がかかった時間は何時間か。

解法: 自動車と自転車の所要時間の差を基に、距離を求め、そこから自動車の所要時間を計算します。計算により、自動車がかかった時間は1.5時間であることが分かります。

問題: ある列車が404mのトンネルを通り抜けるのに20秒、248mのトンネルを通り抜けるのに14秒かかる。列車の秒速を求めなさい。

解法: 列車が通過した総距離と通過にかかった時間を元に、秒速を求めます。計算によって、列車の秒速は26 m/sであることが分かります。

ここでは、小学算数のさまざまな問題に対する解法を紹介しました。問題解決の過程を順を追って説明し、各問題に必要な計算式を導きました。このような問題を解くことで、算数の基礎をしっかりと理解することができます。