「~서」と「~고」の使い方と「~서」と「~니까」の違いを解説

韓国・朝鮮語

韓国語の文法における「~서」と「~고」はよく混乱を招く点の一つです。質問者様が疑問に思っているように、同じ文の中で「~서」と「~고」を一緒に使ってもよいのか、また「~서」と「~니까」の違いについても、理解しにくい部分があるかもしれません。この記事では、この2つの文法について詳しく解説し、使い方のポイントを説明します。

「~서」と「~고」の使い方

まず、「~서」と「~고」は、どちらも文をつなげる接続助詞ですが、それぞれ異なる使い方をします。「~서」は、原因や理由を示す場合に使われ、「~고」は単に動作の並列を示すときに使われます。

質問者様の文「旅行に行くので、旅行日記を書いて、また受講させていただきます」の場合、「旅行に行くので」という部分に原因や理由が含まれています。そのため、「~서」を使うのが適切です。しかし、「旅行日記を書いて、また受講させていただきます」という部分は単に2つの動作を並べているだけですので、「~고」を使うのが自然です。

「~서」と「~니까」の違い

「~서」と「~니까」も、どちらも原因や理由を表す接続助詞ですが、微妙に使い方が異なります。「~서」は客観的な原因や理由に使われることが多いのに対して、「~니까」は主観的な理由に使われることが多いです。

例えば、「今日は忙しくてできなかった」という場合、「바빠서 못 했어요(忙しくてできませんでした)」は、客観的な理由を述べるため「~서」を使います。一方で、「今日は時間がなかったから」という場合は、「시간이 없으니까(時間がなかったから)」というように、主観的な理由を強調するため「~니까」を使います。

「~서」と「~고」を一緒に使うことについて

「~서」と「~고」を一つの文で一緒に使うことは、文脈に応じて問題ありません。例えば、「昼ご飯を食べて、寝て、勉強しました」といった具合に、並列する動作や状態を表現する場合に使われます。質問者様が書いた文「旅行に行くので、旅行日記を書いて、また受講させていただきます」も、この構文に当てはまり、問題なく使うことができます。

まとめ

「~서」と「~고」の使い方や「~서」と「~니까」の違いを理解することで、韓国語の文章がより自然になります。基本的には、原因や理由を述べる時には「~서」を、動作を並べる時には「~고」を使い、主観的な理由を伝えたい時には「~니까」を使うようにしましょう。

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