判別式Dで実数解の有無がわかる理由とその計算方法

高校数学

2次方程式の解の性質を知るためには、判別式Dを使うことが非常に重要です。判別式Dを使うことで、方程式が実数解を持つかどうかを簡単に判別することができます。この記事では、判別式Dがなぜ実数解を判断できるのか、その計算方法と共に詳しく解説します。

判別式Dとは?

2次方程式 ax² + bx + c = 0 の解を求める際に、判別式Dは次の式で表されます。

D = b² – 4ac

この判別式Dの値によって、方程式がどのような解を持つかが決まります。

判別式Dの値と解の種類

判別式Dの値によって、方程式が持つ解の種類が決まります。具体的には、以下の3つのケースに分かれます。

  • D > 0: 方程式は異なる実数解を2つ持つ。
  • D = 0: 方程式は重解(1つの実数解)を持つ。
  • D < 0: 方程式は実数解を持たない(虚数解のみ)。

このように、Dの値を計算することで、実数解が存在するかどうかを簡単に判別できます。

なぜDで実数解がわかるのか?

判別式Dは、2次方程式の解の公式に基づいています。2次方程式の解は、次のように表されます。

x = (-b ± √D) / 2a

この解の公式を見ると、判別式Dが解に直接影響を与えることがわかります。もしDが正であれば、平方根√Dが実数になり、2つの異なる実数解が得られます。Dがゼロであれば、平方根が0になり、重解(1つの実数解)が得られます。Dが負であれば、平方根が虚数となり、実数解は存在しません。

実際の計算例

具体的な例を見てみましょう。次の2次方程式を考えます。

2x² – 4x + 2 = 0

この方程式の判別式Dを計算します。係数a = 2、b = -4、c = 2なので、判別式は以下のように計算できます。

D = (-4)² – 4(2)(2) = 16 – 16 = 0

D = 0 なので、この方程式は重解を持つことがわかります。

まとめ: 判別式Dの重要性

判別式Dは、2次方程式の解が実数解を持つかどうかを判断するために非常に有効なツールです。Dの値が正であれば異なる実数解、ゼロであれば重解、負であれば実数解は存在しません。このように、判別式Dを使うことで、解の種類をすぐに把握することができ、問題を効率的に解くことができます。

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