この記事では、東工大を目指す高校生のために、英語学習における参考書の選び方や効率的な学習法について解説します。特に、既にいくつかの参考書を終えている方が次にどの参考書を選ぶべきか、そしてその後の学習の進め方について、実際の体験をもとにアドバイスを行います。
1. 現在の学習状況を整理
まずは、現在の学習状況を整理しましょう。あなたが行った参考書は、大岩→ポラリス→肘井(並行でシス単)という順番です。この順番で学習を進めたことで、基本的な文法や単語力は固まったと自負しているとのことですが、次に進む前に確認しておきたいのは「解釈の勉強」と「長文読解」のバランスです。
東工大の英語では、文法や語彙の理解だけでなく、長文の読解力が求められます。したがって、解釈の勉強を加えることで長文の理解力がさらに向上し、英語力が全体的に底上げされるでしょう。
2. 解釈の学習を加えるべきか、長文に取り組むべきか
解釈力を強化するための参考書としては、『英文解釈の技術』や『解釈のための英文法』などがあります。これらの参考書では、文脈に基づいた解釈を学ぶことができ、長文読解に向けた基礎を作ることができます。
一方で、長文読解に取り組むことで実践的な力を養うのも重要です。『長文読解のトレーニング』や『英語長文問題集』などの教材を使って、実際の問題に触れていくことをお勧めします。解釈と長文読解は両立可能なので、解釈を学びながら長文問題を解くスタイルで進めるのも効果的です。
3. 長文読解に取り組む方法と参考書選び
長文読解においては、いきなり難易度の高い問題集に取り組むのではなく、まずは基礎的な長文問題集から始めることをお勧めします。『ポラリス』を終えた段階で、次に試してみたい参考書としては、『東工大の英語長文問題集』や『センター試験英語長文問題集』などが適しています。
また、長文を読む際は、速読力を高めるために、時間制限を設けて練習することが有効です。試験本番では時間内に問題を解く力が求められるため、タイムマネジメントを意識して問題に取り組んでいきましょう。
4. まとめ:次のステップに進むための学習法
次に進むべき参考書としては、解釈を強化するための参考書と、長文読解を行う問題集の両方に取り組むことが最適です。解釈と長文読解を並行して行いながら、基礎的な文法力や語彙力をさらに深めていくことで、東工大英語の合格に向けて着実に実力を伸ばすことができます。
また、自己の学習の進捗を定期的に確認し、必要に応じて教材を見直すことも大切です。しっかりとした計画を立て、英語学習を進めていきましょう。
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