遊園地で乗り物に乗った回数を求める問題で、式の立て方がわからないという方のために、具体的な解法方法を解説します。この問題では、AとBという2つの乗り物に乗った回数を計算する必要があります。
問題の整理
問題文を整理すると、以下の条件が与えられています。
- Aの乗り物の料金は1回80円、Bの料金は1回150円。
- Aの乗り物にはBの乗り物より6回多く乗った。
- 残り60円が余った。
- 合計1000円を持って遊園地に行った。
この情報を元に、Aに何回乗ったかを求めます。
式の立て方
まず、Aの乗り物の回数をx回、Bの乗り物の回数をy回としましょう。
- Aにかかる費用は80×x円。
- Bにかかる費用は150×y円。
そして、1000円を使い切って60円余ったので、以下の式が成り立ちます。
80x + 150y = 940
また、AにはBより6回多く乗ったという条件があるので、以下の式が成り立ちます。
x = y + 6
連立方程式を解く
この2つの式を連立させて解きます。まず、x = y + 6 を代入して、1つの式にします。
80(y + 6) + 150y = 940
この式を展開すると。
80y + 480 + 150y = 940
さらに整理すると。
230y + 480 = 940
ここから、yを求めます。
230y = 460
y = 2
Bの乗り物に2回乗ったことがわかります。これをx = y + 6に代入すると。
x = 2 + 6 = 8
Aの乗り物には8回乗ったことがわかります。
まとめ
この問題では、AとBの乗り物にかかる費用の合計と、Aの回数がBより6回多いという情報を元に連立方程式を解きました。最終的に、Aの乗り物には8回、Bの乗り物には2回乗ったことがわかりました。このように、問題の条件を整理して式に落とし込み、連立方程式を解くことで、求める回数を算出できます。
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