中国語の指示代詞と個の使い方についての疑問を解決!

中国語

中国語を学んでいると、指示代詞(これ、あれ、それなど)を使う際に、なぜ「个(gè)」が必要なのか、またはその使い方に疑問を持つことがよくあります。特に、‘这个很贵’と‘这很贵’の違いや、‘这是手表’と‘手表是这个’の使い分けについて考えてみましょう。

指示代詞に「个」が必要な理由

中国語で「个(gè)」は、一般的な単位詞として使われます。指示代詞の後に「个」をつけることで、対象が名詞として特定されるからです。例えば、「这个(zhège)」や「那个(nàge)」は、「この(人)」や「その(物)」などを具体的に指し示す意味になります。この「个」は、数えられる名詞に使うことで、その物や人が何かしらの具体的な対象であることを明確にする役割を果たします。

「这个很贵」と「这很贵」の違い

「这个很贵(zhège hěn guì)」は、「この(物)は高い」という意味で、指示代詞「这个」の後に「个」がついています。一方、「这很贵(zhè hěn guì)」も「これ(物)は高い」という意味ですが、「这」は単独の指示代詞です。「这」は、通常は場所や状況、または何か特定の物を指す場合に使いますが、個別の名詞を指す場合は「个」をつけるのが一般的です。つまり、単独で「这」を使うことは可能ですが、名詞を強調したい場合や特定する場合は「个」を使うことがより自然です。

実例

「这个很贵」:このバッグは高い。

「这很贵」:この価格は高い。(価格自体を指している)

「这是手表」と「手表是这个」の違い

「这是手表(zhè shì shǒubiǎo)」は、「これが腕時計です」という意味です。この場合、指示代詞「这」は主語として使われ、後ろに続く「手表」はその説明です。簡潔に物を説明するフレーズとして使われます。

一方、「手表是这个(shǒubiǎo shì zhège)」は、「腕時計はこれです」と言っています。この場合、「手表」は主語として使われ、「是」の後に「这个」を使うことで、「腕時計はこれ」という具体的な指示をしている形になります。文法的に問題はありませんが、「这是手表」の方が自然に感じられる場面が多いです。

まとめ

中国語での指示代詞の使い方において、「个」を使うことで、名詞が具体的に指し示されることが理解できました。「这」や「这很贵」などの表現は文脈によって使い分けが必要であり、「个」を使うことで、特定の対象を明確にすることができます。また、指示代詞の使い分けをしっかり覚えることで、より自然な中国語を話せるようになるでしょう。

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