中学一年生の数学の問題で出てくる「(-10 – 8) × 2」の計算について、子供が「-2」と答えてしまった理由を解説します。実は、この問題を理解するためには、まず「引き算」のルールをしっかり把握する必要があります。
引き算の基本:負の数の計算
「-10 – 8」という計算は、-10から8を引くという意味です。ここで大事なのは、「引き算」が実際に「加算の逆」として働くという点です。負の数からさらに大きな数を引くと、結果はより小さな(負の)数になります。具体的には、-10から8を引くと、-18という答えが得られます。
計算式の確認:なぜ結果は-18になるのか?
「-10 – 8 = -18」の理由は簡単です。-10に8を足すような感覚で計算します。数直線を使うと、-10の位置から8つ左に移動することになります。これが「-18」です。ここで重要なのは、負の数を引くことで数がさらに小さく(負に)なることです。
次のステップ:掛け算をどう扱うか
その後、「(-18) × 2」の計算に進みます。掛け算では、-18を2倍しますが、負の数を正の数で掛けると結果は負の数になります。よって、「-18 × 2 = -36」となります。
まとめ
「(-10 – 8) × 2」の計算のポイントは、まず引き算で負の数を正しく計算し、その後掛け算で負の数の取り扱いに気をつけることです。この計算を通じて、負の数をどう扱うかを理解することができます。
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