中1の数学: -と-が連続すると+になる理由について

中1の数学の問題で、式の計算をする際に「-と-が連続して+になる」という法則に関して、疑問を持った方も多いのではないでしょうか。ここでは、この法則がなぜ成立するのかを分かりやすく説明します。

1. 問題の式

式「3(2x – 3) – (-x + 6)」を考えます。この式の中には、「-(-x + 6)」という部分がありますが、これが疑問を引き起こしているようです。最初に「-(-x + 6)」の部分を分解してみましょう。

まず、式の中の「-(-x + 6)」部分を見てみます。ここで「-」は、後ろに続く「-x + 6」を負の符号で変換することを意味します。つまり、負の符号が2回続くと、符号が入れ替わり「+」になるのです。このとき、「-(-x + 6)」は「+x – 6」に変わります。

これにより、式は次のようになります。「3(2x – 3) + x – 6」これで式が簡単になり、計算を進めることができるようになります。要するに、2つの「-」符号が連続している場合、符号が入れ替わって「+」になるのです。

「-と-が連続すると+になる」という法則は、符号が入れ替わるためです。この法則を理解することで、符号の扱いがスムーズにできるようになります。基本的な法則なので、今後の計算でも役立ちますよ！