時計の長針と短針が重なる時刻を求める問題は、時計の針の動きと時間を理解する上で非常に面白い問題です。今回は、7時と8時の間で長針と短針が重なる時刻を求めます。以下にその解き方を説明します。
1. 時計の針の動きについて
時計の針は、1時間でどのように動くのでしょうか。長針は1時間で1周(360度)します。一方、短針は1時間で30度進みます(360度÷12時間)。
したがって、長針は毎分6度進み、短針は毎分0.5度進みます。この差を元に、長針と短針が重なる時刻を求めます。
2. 7時と8時の間の時刻
7時ちょうどの時点では、短針は7時間の位置、長針は12時の位置にあります。長針と短針が重なるには、長針が短針を追い越す必要があります。
長針が短針を追い越すには、針の進み具合の差、つまり6度/分(長針)と0.5度/分(短針)の差である5.5度/分を計算します。
3. 重なる時刻の計算
7時から開始して、長針と短針が重なる時刻を求めるためには、2つの針の差が360度になるまで進む時間を求めます。この場合、1分間に5.5度の差が開いていくので、360度÷5.5度/分で、約65.45分後に重なります。
したがって、7時ちょうどから約65分後、つまり7時5分27秒(おおよそ)に長針と短針が重なります。
4. まとめ
7時と8時の間で長針と短針が重なる時刻は、7時5分27秒(おおよそ)です。時計の針の動きとその計算方法を理解することで、このような問題を解くことができます。時計の針の速度差を利用して、簡単に求めることができるので、ぜひ他の時間帯にも挑戦してみてください。
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