小2・小5の算数問題解説:比例と比率の問題を解く方法

算数

今回は、小学2年生や小学5年生でも理解できるように、算数の「比例と比率」に関する問題の解き方を解説します。問題文に出てくるA、B、Cの3つの項目が与えられ、その合計が1800円であるという状況を解く方法を学びます。まず、問題文を理解するための手順を整理しましょう。

1. 問題の整理

問題文には以下の情報があります。

  • AはBの3倍
  • CはBの1/2倍
  • 3人の合計は1800円

これらの情報をもとに、A、B、Cの金額を求める必要があります。まずは、Bを基準にして計算してみましょう。

2. Bを基準に式を立てる

ここで、Bの金額を「①」と置いてみます。この時、Aの金額はBの3倍なので「③」、Cの金額はBの1/2倍なので「0.5①」になります。

そのため、合計金額は「③ + ① + 0.5① = 1800円」となります。

3. 方程式を解く

この式を簡単にすると、以下のようになります。

  • ③ + ① + 0.5① = 1800
  • これを整理して、「4.5① = 1800」
  • ① = 1800 ÷ 4.5
  • ① = 400

これでBの金額が400円と分かりました。

4. A、B、Cの金額を求める

Bが400円と分かったので、AとCの金額も求めてみましょう。

  • Aの金額は「③ = 3 × 400 = 1200円」
  • Cの金額は「0.5 × 400 = 200円」

したがって、Aは1200円、Bは400円、Cは200円となります。

5. 解き方のポイント

この問題は、最初にBを基準にして式を立てるところから始めます。式の立て方に慣れると、他の問題にも応用できるようになります。また、式を解く過程をしっかりと理解することが大切です。特に「Bが400円」「Aが1200円」「Cが200円」と出てきた時に、どのように求めたかを把握しておくと良いでしょう。

6. まとめ

このような問題を解くためには、最初に「どの項目を基準にするか」が重要です。問題文をしっかりと整理し、式を立てることで解くことができるようになります。小学生でも理解できるように、順を追って解くことが重要です。

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