月の形に関してよく耳にする「上弦の月」や「下弦の月」ですが、これらは月の切り口の位置に基づいて呼ばれます。では、東空と西空での違いはどのように関係しているのでしょうか?今回はその呼び方の違いについて解説します。
月の弦とは?
「上弦」と「下弦」の月は、月が満ち欠けをする際に見られる特定の形状に基づく名称です。上弦の月は、月が新月から満月に向かう途中で見られ、月の右半分が明るく、左半分が暗い状態です。下弦の月は、満月から新月に向かう途中で、月の左半分が明るく、右半分が暗くなります。
上弦の月と下弦の月の東西の位置
上弦の月は通常、日没後に西の空に見えます。月の右半分が明るく、左半分が暗い形をしており、これが「上弦」の由来です。対して、下弦の月は、日の出前に東の空に見えます。この時、左半分が明るく、右半分が暗い状態で、これが「下弦」の月です。
月の見える方向と切り口の位置
月が東の空に見える場合、切り口の位置は右側になります(上弦)。逆に西の空に月がある場合は、切り口が左側になることが多いです(下弦)。したがって、月の切り口の位置によって、どちらが上弦なのか下弦なのかが決まります。
まとめ
上弦の月と下弦の月は、月の切り口の位置に基づいて判断されます。上弦の月は、日没後に西空に見られ、下弦の月は、日の出前に東空に見られます。これにより、月の切り口が右側か左側かで、その月の状態がわかります。
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